戦いたいオヤジたち

 いまちょっと考えていることがある。


 それは、戦ってみたいオヤジたちって、意外と多いんじゃないかなってこと。


 歓楽街で酔っぱらって戦うにはちょっと齢とりすぎているし、社会的な制約もあるし。だいいち、キケンだし、バカだし。


 戦うにしても、安全に。

 日曜の朝、オヤジたちのために道場が開放されたらどうだろう。

朝も朝、早朝6時くらいに始まる道場。それから2時間ほど汗を流して家に戻る。そしてなにごともなかったように朝ごはん食べて、そのあと家族サービスできるし。


 道場ではどんなことするかというと、実戦。

ルールはほとんどなし。殴る蹴る投げる、自由。ケンカみたいなの。

警察の逮捕術。自衛隊の徒手格闘術。そんな感じ。2分2ラウンド。


 キケンだろと思うかもしれないが、ルールのゆるいぶん、防具をしっかりさせる。顔面やボディには硬いプロテクターをつける。けっこう重いだろうけど、それ自体がトレーニングにもなる。防具がしっかりしているから、体にたいした傷は残らない。殴ったほうが怪我しないように、グローブもかなり重いヤツ。まあ、それなりに体の痛みは残るだろうが、骨が折れたり血が出たりはしないようにさらに考えよう。


 基本練習は、投げられたときのための受身くらい。あとはストレッチ。でも、ミット打ちやサンドバッグが好きな人はもちろんそちらもどうぞ。ストレス解消、体脂肪はまちがいなく燃えるし。


 月謝は週に一回だから、道場の借り賃として5,000円くらいかな。


 ときどき、打撃系、組技系、総合系各界のエキスパートを呼んで指導してもらう。


 いつかメンバーが十人くらい集まったら、テコンドー協会理事長の道場を借りる交渉しちゃおうかなって思っている。


uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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