夢の中の喫茶店

 今朝方、夢の中で喫茶店にいた。



 コーヒーとケーキを頼んでいた。


 店の名前は知らないけれど、そこは、夫婦でやってる喫茶店だ。


 旦那さんはいま心の病気で、あんまり仕事はできないらしい。心が辛くなると、小さな子と一緒にコタツに入って休む。


 奥さんが笑顔で切り盛りしていた。



 ここにきたのは二回目だったと、夢の途中で思い出した。

 「前回のお金、払ってないよね?」と聞いたら、奥さん、困ったように「はい」と笑った。


 コーヒーを飲んでいた途中で目が覚めたのだ。


 「この前の分も払っておくね。ゴメンゴメン」と言いながら財布を出した。またいつ目が覚めるかわかんないし。


 「これからも途中で目が覚めるようなことがあるかもしれない。そんなときはわるいけど、次にきたとき催促してくれないかな」と言っている。


 わたしは、この夢の中の喫茶店の常連になる気らしい。




uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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