それでいいよ
田巻さんのまんまる金曜日ファイナルで読んでもらったエッセイが「それでいいよ」です。
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「それでいいよ」
それでいいよ、子どもたち。
親の言うとおりに生きなくっても、キミがじゅうぶん考えた末なら、そうしたらいい。
親の言うとおりに生きなくっても、キミがじゅうぶん考えた末なら、そうしたらいい。
いや、モノワカリのいい親を演じているつもりはなくてね、きっと、キミの思っていることのほうが正しい気がするからね。
わたしたち親は、キミがかわいいあまりに、臆病なアドバイスをしちゃうことがある。
苦労のない、きれいな道を歩ませたくなる。
でも、それじゃあキミは大きくなれない。
だから、キミに覚悟があるのなら、親に逆らっても、進んでいけばいい。
がんばってがんばって、がんばったらいい。
でも、どうしてもがんばることができなくなってしまうことだってあるかもしれない。
そのときは、わたしたちがキミを受けとめる。
親だもの、全力でキミを受けとめる。
よくがんばったねと、力いっぱい抱きしめる。
だから、いまはキミの力で思いっきり突っ走ってみたらいい。
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それでいいよって言うのって、覚悟がいると思うんですよ。
子どもの困難を見守る覚悟。苦しみを見つめる覚悟。じつはわたし、苦手です。
田巻直子さんが、まんまる金曜日最後のブログに、このエッセイのことを書いてくれています。ありがとうございました。
http://www.ohbsn.com/maru/←田巻直子さんのまんまるブログ。
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