足の下の命

 田んぼの用水の泥あげをしてきました。
村人(村じゃないけど)総出であります。
 
 田んぼには用水と排水がありまして、きれいな水の流れるほうが用水です。その用水の泥をすくいあげて、流れがつまらないようにしてやるのです。
 
 その泥すくいのとき、足の下にブチブチと壊れる貝殻の感触が伝わります。それはちいさなシジミだったりタニシだったり。わたしが動くたびに、ブチブチと。
 
 それがイヤですね。いい人ぶるわけじゃないですけれど、なるべくならそういう殺生をしたくないなって思います。ムダにタニシを殺したくないです。でも、そんなふうに思っても、そこを歩かないわけにはいかず。今年もそのイヤな感触を味わいつつ戻ってきました。
 
 
  これから夜の花見・・・という名目の飲み会です。
 

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