愛車・全損

 嗚呼、昨日お伝えしたわたしの車、全損であろうという報告が入りました。
 
 全損って? と意味のわからないあなたに説明しましょう。
広辞苑には
 損害保険の被保険物が、全くその形態を滅失し、または全部その用をなさないようになること。
  と出ております。
 
 すごいでしょ。
 
 ようするに「もうどーにもなりません」という状態であります。
 
 
 愛車がそんなふうになって、さぞやわたしが気を落としているだろうとお思いのあなた。ありがとうございます。
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 しかーし、わたしは元気です。
カラ元気じゃなくって、ほんとに元気。最初から「全損」であろうと想像しておりましたもの。
 
 じつは車の全損っていうのは、車両時価額を元に判断するんですね(通常、オートガイド社発行の「レッドブック」で判定します)。
 
 平成二年式のわたしの車の車両時価額は、すでにゼロなんです。本来ならば、誰かにぶつけられても、時価額がないのだから損害はゼロっていう車なんですね。民法で、そう定められています。損害は時価額を限度に払えばいいもんねーって。
 
 まあ、さすがにゼロじゃあ車の持ち主は納得しないだろうということで、最低でも10万円の時価は認めようというわけで、わたしの車もゼロとはいいながらも10万円の価値があることになっています。そんなわけで、修理費が10万円を越えたら全損と判断されるのです。
 
 ざっと見ただけで左うしろフェンダー、バンパー、ウインカーレンズ・・・で、10万円は越えますもんね。
 
 車両保険入っていますので、10万円まで修理費はでます。あと足りないぶんは自腹。
わー、やっぱりかわいそうです、わたし。いったいいくら自腹になるんでしょう。
 
 かわいそうだと思ったあなた、はい、あなたです、あなた。迷わずわたしに焼肉ご馳走してください。焼肉のお誘いはichio.fujita@gmail.com までよろしくですー。
 
 

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