チームつるかめ
わシリーズ
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「チームつるかめ」
じつは、「チームつるかめ」というランニングチームの会長をやっております。
発足当時は、「つるかめなんていう名前がイヤ」というシンプルな理由で誰も加入してくれず、メンバーは会長のワタクシの他に、妻と二人の子どもたちだけでした。
発足当時は、「つるかめなんていう名前がイヤ」というシンプルな理由で誰も加入してくれず、メンバーは会長のワタクシの他に、妻と二人の子どもたちだけでした。
しかも、妻や子どもたちはナイショでメンバーに登録されているだけですので、実際に活動する人はわたし一人という寂しい状態でした。
しかし、いまはおかげさまで徐々に会員も増え、それなりにチームの体裁も整ってまいりました。定期的に走行会を開催したり、有志による「オリジナル手作りつるかめワッペン」や「応援団旗」などもできあがってきて、なかなか楽しげなチームになってきています。
マラソン大会などで、つるかめワッペンを背中につけて走っていますと、見知らぬ人が追い抜きざまに「つるかめ、がんばれ!」と声をかけてくれるからうれしいです。
我が「チームつるかめ」だけの現象なのかもしれませんが、メンバーの中に「走るのはきらいだった」「自慢じゃないけど、いつだって足は遅い」「できれば休みの日には寝ていたい」という人がとても多くいます。
しかし、そんな人の集まりでありながらも、チームつるかめの走行会はかなり出席率がよく、それなりに盛りあがるのです。
もっとも、走行会に参加しても、自分は一歩も走らずに草花の写真撮影なんかをしていながら、横を通るランナーに向かって「ファイト!」とか「サボるなー!」とかゲキを飛ばすばかりの人もいるのですが、まあ、そのあたりは皆さんオトナなので、個人の自由を尊重いたしております。
走り終わってからは、お楽しみのランチです。体育館でシャワーを浴びたあと、みんなで近所の中華食堂にいき、各々好きなものを大皿で頼み、小皿にとりわけいろんな種類の料理を食べます。会費はその日の食べたぶんをみんなで割る完全ワリカン方式ですので、皆さん損をしないよう、必死になって食べるのです。
その結果、「チームつるかめの走行会に参加すると、もれなく太る」と言われるようになったのでありました。
掟破りの大皿一人食い!
飢えた狼たち。こわーい。
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