足
夢の中のこと。
そう、夢なんだから、どってことないんだけど、
夢占いだと、どういうこと言われちゃうんだろって思った夢。
夢の中で、わたしの右足がとれていた。
凍傷か怪我か、医師に「切断しなければ命の保障はできません」と言われ、気がついたら右足が腿のところからなくなっていた。
足がなくなったのは悲しかったが、夢の中でわたしは義足をつけて意外と元気に走っていた。
「これなら足を踏まれても痛くなくていいや」なんて強がって。
どうしてそんな夢を見たのか。
それはやはり日ごろから感じていた右足の違和感と、そしてきっと、東日本大震災の津波の事故で、車にはさまれ足がとれてしまったご婦人の話を本に書いたからだと思う。
わたしの足の違和感は、いつか治るから、いい。
消防団員が抱きかかえて救護所に走ったあのご婦人は、どうしているだろうか。
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