死ぬかと思った

 いや、マジで。



 いつもいってる亀田の体育館を死ぬほど汗を流して走って、そのあとシャワー室に入っていったら、足元に石けんの泡があり、そこでツルッと滑べった。マジで死ぬかと思った。



 危うくそのまま後ろにひっくり返るところだったわ。

かろうじて体勢を立て直しましたが、ホント危なかった。



 床が硬いから、後頭部打ったらかなり危険ざんす。



 そこでそのまま死んだりすると、股間が無防備にさらけだしってなわけですわ。



 警察が検死にきて写真撮ったりするからどうしましょ。



 なーんてことを考えて、「いやー、転ばないでよかったよな、オレ」と思いながらシャワーの蛇口を回したら、外側に向けてたシャワーの口が、水の出る勢いでクルッとこっちに回ってきてわたしの首筋から胸を直撃。



 ご存じのように、蛇口を回したばかりのときはお湯じゃなくって水が出るわけで、「あ、ヤバイ」と思ったときにはもう遅く「きゃっ!」なんて思わず可愛く声出してしまいましたわ。い、いや、ホント冷たくて、マジで死ぬかと思ったっざーんす。



 今回は、水がかかる前に「あ、これは冷たいぞ!」と心の準備があったからよかったけれど、よそ見したまま冷たいのを浴びたら、心臓がビックリして止まっちゃうかもしれませんでしたわ。



 そしたらこのまま死んで倒れて、無防備なコカンを警察に激写され・・・ま、コカンはともかく、命拾いした日でございましたわ。






uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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