関西のおばちゃん

 関西って、イメージ的にはちょっと賑やかすぎて、新潟県人のわたしは疲れるんじゃないかなって心配していましたけれど、実際はそんなことなかったです。



 たしかに聞こえてくる言葉は関西弁ばかり。



 でも、悪い響きじゃないし。



 昨日三宮の駅で「高速長田」というところに行きたいと思って自販機でキップを買おうとしたら、新潟のシンプルな自販機に慣れているわたしには、なんだかややこしくてわかんないんです。



 路線らしきものがひとつの画面に三本まとめて表示されているんです。そのどれを押したらいいのかわかんなーい。高速長田はどこですかあ。



 うーん、困ったなと思って、そばにいた70歳くらいのオネエサマに「この切符はどうやって買ったらいいんですか?」と聞いたら「あー、わたしもよーわからんけど、うーん、そうそう、きっとこの150円を押すんよ」と教えてくれました。



 そのあと、改札もホームもずっとついてきてくれて、「あんた、姫路方面に乗ったらええんよ」とか「3番線よ」とか教えてくれました。



 そして「あんた。わかんなくなったら電車の中で、誰にでもいいから聞くんよ」と、とっても丁寧に教えてくれました。



 おかげで、無事に目的日到着できました。







 そして、今日は新神戸から三宮にいき、三宮から住吉へ。まちがって女性専用車両に乗ってしまったような気もしましたが、それは出てから足元に「女性専用」と書いてあったから気づいたわけで、はい。



 住吉で取材を終え、三宮駅に戻って、さあ、伊丹空港からの飛行機ギリギリです。



 それなのに、三宮駅から降りてからリムジンバス乗場がわかんなーい。マゴマゴしてられなーい。時間がなーい。



 ええ、もちろん人に訊きまくってたどり着きました。駅で一回、出てから迷って一回、そしてバスのすぐそばで切符買うところがわからず一回、合計三回目で無事到着。そして空港に。



 今回の取材も濃いものでしたが、関西の人の親切で、これまでのイメージが128パーセントアップしました。よかったわ、神戸。





鉄人28号がいました。

すっごい存在感ですね。実物大でしょうか。

uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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