サインを求められ

 先日、高速道路のゲートを越えてすぐのところで、コバルトブルーの制服を着た地方公務員さんに「サインをお願いします」と言われました。



 ええ、もちろん快く書かせていただきましたよ。

 アリガタヤアリガタヤ。



 そうそう、サインする前に職業を聞かれたのでした。



 「エッセイストです」とお答えしたのですが、「え? なんですか?」と聞き返されました。(まあ慣れているんですけどね。エッセイストなんていう職業、世間の皆さまにはあんまり馴染みがないみたいですしね。電話だったりすると「えせいすと・・・ですか?」なんて言われちゃう始末で)





 「エッセイストってのはエッセイ、つまり随筆みたいなのを書く・・・」 

 「は?」



 「もの書きの・・・」



 「あ、エッセイストですね」(←だからさっきからそう言ってますと心の中でお返事しました)



 それで職業欄にエッセイストと書いてもらえました。



 さて、また話は戻りますが、サインしたあと「ハンコはお持ちじゃないですよねー?」と聞かれ、「ああ、残念ながら持ってません」と答えましたら「人さし指でお願いします」と言われ、黒のインクを指につけペッタン。



 小さな紙が用意されていて、それですぐに拭きとってくださいました。特殊なインクなのか、指はぜんぜん黒くなりませんでしたね。



 メデタシメデタシ。

 


 ゴールド、消えました (T▽T)






uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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