冷やし中華、食べはじめました

じつは、冷やし中華はそれほど好きではなかった。

自分から注文することはなく、成りゆきで食べることになってしまうことがある程度。



冷やし中華はただの冷たくて酸っぱいラーメン。そしてゴマの味・・・そんな程度のモノであった。ラーメンとしては邪道過ぎるだろー! ラーメンならば熱くなければイカンだろー!(個人の偏見です)



オレはネコ舌だけど、ぬるいラーメンは好きじゃない。

ラーメンは、熱々をフーフーいって食べるのが好きだ。ラーメンは断固として熱々に限る! と、思っていた。



ああ、それなのに、このラーメンに出会ってしまった。

ドンブリに入った冷やし中華。




食べて思った。

「あ、負けた。オレの想像力が負けた」と。


 

スマン、オレがわるかった。



このラーメンは、すこーし眺めたのち、具ごと箸でつかんでズズッとすすってガガッと食らえ!



そしてワシワシと咀嚼しろ。



どんな味かは、オレは書かん。いや、書けん。

この味は、オレの表現する能力を超えてしまった。



オレの中の世界一が、この店に二つある。



ひとつは五目あんかけご飯。

そしてもうひとつが、この冷やし中華だ。



もうクドクド言わん。とにかく、食え。

食ったらわかる。








 


uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

0コメント

  • 1000 / 1000