あなたいい匂い・・・と

 そうそう、病んでいる最中の観桜会で、コンパさんに言われたんよ。



 「あなた、お風呂あがりなの? いい匂いね」って。



 うなじの辺りからいい匂いがするって。およよっ。



 でも、湯冷めすると悪いので風呂は宴会が終わってからの予定だったし、香水の類いはつけていないし、整髪のジェルは無香料だし、この体からいい匂いのする要素はないんだけど。



 あ、でも、もしかしてその宴会に出る直前まで布団に入って寝ていたので、寝汗の香りとオヤジ臭が混じりあって、それがいい香りに変身したのかもしれないな。



 じつはウ○コの香りの成分に「スカトール」という、いかにもスカンク由来みたいな名前の臭いのがあるんだけど、あれを薄めるととっても良い香りになって、実際に香水の成分として使われているんだからね。





 ああ、ついにオレのオヤジ臭も一つ上のステージに上がって、栄光の香水成分になったのだなと思ったら感無量。これからはオレを人間ムスクと呼んでほしい・・・いやまて、しかし、考えてみたら喜んでいられないのかもしれない。



 いまはまだ薄いから香水なのであって、これがだんだんとグレードアップして濃度を増すと、それってまさにウ○コの香りになるってことよね?



 ぎょぎょっ。泣くわ。










uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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