哀れなタケノコ

　二、三日前にあずきと散歩に行ったところの、アスファルトの道路がちょっとへんだった。

　道路からタケノコが生えていた。



　うーん、どうすっかなあ。

　自治会としてはこのままにしておけんよなあ・・・と悩みつつ、その日は「このあとなにかいい解決策を思いつくかもしれない」と思って見て見ぬふりで帰ってきた。 ヽ(ﾟ_｡) おいっ！

　そして今日、やっぱり解決策なぞ思いつかず「可哀想だけど処分しよう」と思って現場に行ったら、すでに誰かの手で（足かな）折られていた。



　道路に生えさせてはいけないけれど、わざと生えてきたわけじゃないんだもんなあ。

　硬いアスファルトを破って顔を出なんて、とってもたいへんだったろうになあ。