しょうがないアオムシ

 昨日、アオムシがビニールハウスの前に置いてある大きな桶にくっついていた。12月なのに、まだアオムシがいる。しかし、桶なぞについていても食べるものがなかろうに。
 今日、あいかわらず同じところにアオムシがいた。

二日もこんなところにいちゃダメだろうに。育ち盛りなのになにも食わにゃ死ぬだろう。
 しょうがないから、小枝を拾ってきて、その先にアオムシをくっつけ、ハウスの中にある取り残しの小松菜の上に置いた。
 アオムシのやつ、最初からそこにいたみたいなでかい態度で、もぐもぐと小松菜を食いはじめた。


 オマエ、こちらレベルで見たら害虫なんだからな。それなのに態度デカいね。




 こうなったら気合入れてチョウチョになれよな。・・・と思ったのであった。





uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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