泣き顔

 いまでも、わが子たちが幼いころの泣き顔を思い出すときがある。わたしに怒られて「ごめんなさい」と泣いている顔。


 でも、「ごめんなさい」はわたしのほう。

 どうしてそんなふうな怒りかたをしていたんだろうって、いまでもとっても悲しくなるもの。


 子どもたちがどんなに大人になっても、その顔を思い出す。そして、ゴメンねって謝る。




uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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