WXG:日本語入力システムのこだわり

 わたしのパソコンに入っている日本語入力システムIMEは、MSDOSの時代から使っているエー・アイ・ソフトのWXシリーズ(何年も前に生産もサポートも終了したけれど)と、一時期向かうところ敵なしのワープロソフト一太郎についていたATOK。


 パソコンに最初から入ってるMSーIMEは、もはやハードディスクから削除しちゃった。


 ATOKには、記者ハンドブックをいっしょに作動させて、文章を書きながら使っちゃいけない文字やら表現なんかが警告として出てきてとても便利。


 でも、やっぱりロートルのWXGより変換効率がよくない気がして、使うのはほぼ100パーセントWXG。「貴社の記者は汽車で帰社できしや?」なんてのは、ATOKよりずっと前から一発変換できてたもの。


 どこかで書いたことがあるけど、最初、空っぽの辞書からはじめたWX。


 辞書のクセして日本語はなんにも知らなかった。真っ白な辞書にひとつひとつ単語を教えて育てていった。自分が一生使わないような単語は辞書の中にはいらないと思っていたので。


 だから、辞書の中は、これまでにわたしの使った言葉ばかり。そのぶん、カワイってしょうがない。いまでも、こうやって文章を書きながら、毎日のように新しい言葉や連語を登録している。かれこれ20年近く登録しているけど、まだまだ増える。日本語っていっぱいあるんだなあ。


 このパソコンのOSはXPだけど、WXGはVistaでもちゃんと使えるらしい。そして、次期OSのWindows7でも動くらしい。これからもずっと日本語IMEはWXGを使えるんだなと思うとうれしい。マニアックなうれしさだけど。


 わたしのほかにWXシリーズを使っているって人っているかな。そんな人、もう何年も会ったことがないんだけど、いたらすっごく話が合いそう。




uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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