雪割草を見に



 お花見にいってきました。

桜もいいですが、雪割草がかわいかったです。


 急に目の前に雪割草の群生だったらどうします?

  


 わたし、歩けません。

雪割草、踏んじゃいそうで、怖くって。






 考えてみたらわたしたちって、いつも生きてる草を踏みながら歩いているんですね。


 草なら踏めるのに、花になると踏めない。なーんか、へんかな。


 地面にあるってことは、踏まれる覚悟もしているってことでしょうか。


 踏まれたくない花は、桜のように、空に咲いたらいいのかな。




 でもねーぇ、桜だって雪割草だって、そんなこと考えてないで咲いているんでしょうね。


 なにウダウダ言ってるの?

咲きたいから咲いたんだよ、わたしたちって。





 どんなに人の手が入ろうが、花に咲く気がなければ咲かないんでしょうね、きっと。


uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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