宇宙の始まり

 どうしてもイメージできない。


 無の状態からビッグバンが起り宇宙が始まったという話。



 無ってのは、時間も空間もなーんもないことを言うんだろう? それなのに、どうしてそこからビッグバンなんていう大それたことが始まったのだ・・・と大学生の息子に聞いたら



 「オトーさん、量子力学も勉強しないとだめだよ」と言われました。


 漁師がどうしたって? サンマは今年も豊漁なんだろ? 


 ええ、もちろんそんな話じゃなくって、量子力学というのですね。

広辞苑で調べてみましょうか。


りょうし‐りきがく【量子力学】リヤウ‥分子・原子・原子核・素粒子などの微視的物理系を支配する物理法則を中心とした理論体系。一九二○年代に完成。物理系の状態には線型空間内のベクトルを対応させ、物理量にはその上の演算子を対応させるという抽象的構造を持つ。不確定性原理を基本とし、観測値の予言は一般に確率的に与えられるが、状態の時間的変化を記述するシュレーディンガー方程式は因果的である。


 とまあこんなことが書かれているのですが、はい、最後まで読んだ人、何人いるでしょうか。読みとばしたでしょ、あなた?


 これが世界大百科事典で調べると、もうお腹いっぱいで下痢しそうなくらいわけのわからん文章が繋がっております。脳ミソがビッグバンしそうです。


 息子がとりあえず「これを読んだらいいよ」と貸してくれたのが「ホーキング、宇宙を語る」でした。


 ああ、字が細かい。改行が少ない。ページが真っ黒。

最初っから、読む気力がわきませーん。エッセイだったら失格ですね。




uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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