じじとぼく・・・
それは、ある会場に届いた一通の手紙から始まりました。
きれいな字で
拝啓
寒さ厳しい折、この度先生にお目にかかれるかと心待ち致しておりましたのに・・・
寒さ厳しい折、この度先生にお目にかかれるかと心待ち致しておりましたのに・・・
と書かれていました。
新潟市にお住まいの女性からでした。
手作りエッセイ絵本の講習会に小学生のお孫さんと参加を希望したけれど、定員に達してしまい申し込めなかったというのでした。
去年、長年連れ添ったご主人さまを亡くした方でした。
「物語など書いたことがないので恥ずかしいですが・・・」と、延々と想いの綴られた手紙。その思い出を、なんとか形にしたいという内容でした。
わたしたちの「手作りエッセイ絵本プロジェクト」は、絵本制作の請け負いはやっていません。
ふだんはみんな勤めを持った人たちですから。
「ちいさな手」とこれから出る「たいせつなあなたへ」の制作で精いっぱいなのです。
「ちいさな手」とこれから出る「たいせつなあなたへ」の制作で精いっぱいなのです。
けれど、今回はやってみたいと思いました。
この女性の思いを、なんとか形にしてみたいと思いました。
しかし、わたしの一存では決められません。
仲間たちに相談してみました。
「情に流されてもいいかな?」と。
「情に流されてもいいかな?」と。
仲間たちは
「流されよう ('▽')♪♪」と言ってくれました。
その方からいただいた手紙をもとに、昨日になってやっと絵本の文章が完成しました。10日かかりました。
つぎは、仲間たちと集まってこれを実質的な絵本にしていきます。
いつ集まれるか、まだわかりません。でも、止まらず進んで行きます。そして、だんだんと形になっていくのです。
いつ集まれるか、まだわかりません。でも、止まらず進んで行きます。そして、だんだんと形になっていくのです。
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