海を見てきた

 今日は、海のそばにある五十嵐中学校というところにいってきました。
 
 いつものように、ちょっと早めに着きましたので、中学校を通りすぎ、海までいってきました。
 
 
 それは、父とむかし見た海です。
 
 バスの窓から「とーちゃん、これなんだ?」と聞いた海です。
 
 父が倒れた日に思い出した、海です。
 
 
 あの日、父と二人で立っていたであろうバス停のあたりを走り、また中学校に戻っていきました。
 
 
 話しながら、笑顔なのに涙が出そうで、ちょっと困りました。
 
 今日もステキな時間をすごさせていただきました。
 
 皆さまの視線が優しかったです。
 
 
 終わったあと、校長室まで拙著を持ってきてくださったお母さまがた、ありがとうございました。
 
 喜んでいただけて、うれしかったです。
 
 
 
 

uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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