その香り凶暴につき
外を走ってきて汗だくのまま扇風機の風を浴び、さて風呂入るべと思ったら沸いてないので火をつけて・・・その間に水分補給でスイカを食べた。
大きなスイカを半分に切って、それをまた半分にして、四分の一食った。わが家の子どもたちも妻も、スイカを食べない。
だから、いったん切ったら覚悟を決めて大量に食わねばいかんのだ。できることなら一個丸ごと食えればいいのだが、さすがにムリ。
うぷー、くるしー。
汗だくのTシャツにスイカの汁が染みこんで、そんでもって、かなり酸味の効いた香りがしてくる。スイカの皮から移ってきた香りだ。
汗だくのTシャツにスイカの汁が染みこんで、そんでもって、かなり酸味の効いた香りがしてくる。スイカの皮から移ってきた香りだ。
あっ、堆肥を積んであるそばにあったスイカだ。・・・と気がついた。牛を飼っている農家から買った牛の堆肥。具体的に言うと、牛のウ○コと藁の化合物である。
それを山にして畑に積んである。スイカはそのそばでスコヤカに熟した。ああ、その移り香だ。
わたしのTシャツが臭おっちゃったのはしょうがない。洗濯すれば落ちるんだから。
問題は、堆肥まみれのスイカを風呂の水で冷やしちゃったってことだ。
風呂の中、牛の香りが漂っているんじゃないかな。
心配だから、わたしは湯船に浸からずシャワーだけですませて、バスタブには臭い消しのためにクールバスクリンをいつもより多目に投入しておいた。
そのあと風呂に入った子どもたちの、「牛小屋のそばにいるみたいな臭いしない?」という問いかけを無視し、わたしは眠りにつくのであった。すやすや。
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