たいへんでしたよ

 ここ数日、出動に備えて寝酒なしです。もっとも、飲まなくてもすぐに眠れますけど。
 
 朝の三時過ぎに電話が鳴って、出動せよと。
寝ている団員たちに電話して召集をかけ、警戒にあたりました。
 
 土手の下から水が染みでていて、それが決壊に繋がるのかどうか微妙なところが何ヶ所かありました。
 この土手の向こうが水です。こちらから染みでています。これが堤防を通り抜けた水だったら、放置していては危険です。
 
 
 
 国交省や市の土木課の人を呼んで調べてもらっているところに、
 
 「ちょっといいですか?」と市民の方が。
 
 「川を下っていったボートがあるんだけど、人が乗っていた。もしかして流されているのじゃないだろうか」との報告です。
 
 
 こんな天気のときにボートに乗る人がいるのも不自然だしと、警察と消防に連絡。海上保安庁も動いたようです。
 
 けっきょくは、事故ではなく、敢えてこんな状況のときに乗っていたようで。もしスクリューに流木でもあたって航行不能になったらどうするつもりだったのでしょう。
 
 
  
 ふだん見慣れている阿賀の川とはぜんぜんちがいます。河川敷も水の中。とっても大きな川幅になっています。ちなみに、木の生えているあたりは公園ですね。川の上を、流木やらひっくり返った船やら、そして河川敷にあったであろう大きなコンテナなんかも流れてきました。
 
 目の前の水が現実です。巨大すぎました。
 
 
 
 

uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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