もっと呼べる人になりたい

 わたしは、本が売れたり書いたものを「いいね」と言ってもらえたらとってもうれしいんです。あとは、ちょびっとお金をいただければアリガタヤアリガタヤという気分になります。
 
 
 顔を売りたいという気持ちはそれほどありません(ゼロじゃないですけどね)。
 
 芸能人じゃないんだから、あんまり顔が売れちゃうとヤバイっしょ?
 
 あるPTA会長さんが言ってました。
 「会長に就任してからというもの、近所のコンビニでエッチな本を立ち読みできなくなっちゃってー」って。
 
 
 売りたいのは文章です。モノカキですから。だから、顔は売れなくていいのー、エッチな本立ち読みしたいから(ちがうちがう)。
 
 でも、顔はともかく「名前が売れていればなあ」と思うことはあります。
 
 せっかく講演会に呼んでもらっているのに、お客さんが少なくて主催者の方から申しわけなさそうに「力不足で集められなくて・・・」なーんて言われると、こちらこそ申しわけなくなります。
 
 きっとチラシをみても「藤田市男? だれ? エッセイスト? なにそれ」みたいな反応なんでしょうね。
 
  
 わたしがもっといい仕事をして世間に認められている人間ならば、どんどん人が集まるんだろうになあと、ちょっとせつない気分になったりすることもありますね。
  
 

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