最初のパソコン

最初に買ったのは、ポケットコンピューターという、横に細長い電卓みたいなのでしたが、なんという名前だったか忘れました。
 
 ハッキリ覚えていませんが、こんな感じだったような。
手のひらサイズなのですが、それほど安くもありませんでした。
 
 プログラムを打ちこんで、カレンダーのようなものをつくって自分の生まれた日の曜日を求めてみたり、簡単なゲームを作ってみたり。
 
 そんなしてたら、もうちょっと大きなコンピューターが売り出されはじめました。
東京の電気ショップが新聞広告で載せていたのを見たら、もうどうにも止められない物欲(笑)。年収の半分くらいのやつをローンで買いました。これがこれ。↓
シャープのMZー2000と言います。モニターの右側にカセットを入れる場所があります。当時は、カセットテープにプログラムを読み込ませて動かしていたんです。このマシンは、クリーンコンピューターといいまして、カセットを読み込むまでは中身カラッポ状態という潔いものでした。しかし、このかせっと部分がよく故障しましたねえ。いまでも、キレイなまま押入れに入っています。それからしばらくパソコンから懲りて(笑)手を出さずにいたのですが、やはりどうしようもなくほしくなり、ついに買ってしまいましたのが、これ↓
 
NECの9801CV21という画面一体型のちいさなパソコンでした。箱型マックを真似したような感じですね。当時はフロッピーだけで動かして、インターネットのはじまる前の「パソコン通信」を楽しんでいました。Windowsなんてのはもちろんなくて、真っ黒の画面にカーソルがひとつ点滅しているだけのMSーDOSというOSでした。その点マックはいまのWindowsのような画面で楽しく作業出来たようです。しかし、車が買えるくらいの値段でしたねえ。
 
当時のパソコン通信で知り合った仲間たちとは、いまでも仲よくしてもらっています。もう30年来の付き合いになりますね。こんな時代からパソコン通信なんてのをやっているる人たちは、世間一般の人たちと比べると、好奇心旺盛であり、どこか「ばか」でありましてね(笑)。それがとっても魅力的でした。
 
その後は、EPSONから出た白黒のノートパソコンを使い、自作のデスクトップ、それから東芝のダイナブックを使い、トラックポイントの廃止に伴いIBMのThinkPadを使うようになり、その後は浮気することなく、ずっとThinkPadです。
 
 

uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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