心の「咳どめ」。市議会議長さんに表敬訪問です。
御用納めの今日、新潟市議会の議長さんのところにご挨拶にいってまいりました。
藤田隆議長さんです。同じ名字ですが、親戚じゃありません。
ちなみに、この写真を撮ってくださった女性も藤田さんとのこと。
思わず感激して名刺渡しちゃいましたけど、けっしてナンパじゃありません、はい。
「死なないでキャンペーン」のチラシを手にしながら、我らがボス小柳師匠と真剣に語りあう議長さんです。
おかげさまで、8月からの4ヶ月間で13の場所からお声がかかり、訪問させていただきました。
われわれのやっていることは、やはり対処療法です。
いじめ根絶の特効薬を持って回っているわけではありません。
いま、心が苦しんで「迷惑かける自分なんて、いない方がいい。情けない自分なんて、死んだほうがいい」とそう思っている子に「だいじょうぶだよ。死んだらダメだよ」と訴えているだけなのです。
だから、我々が動いたからといっていじめがなくなるというものではないことを、残念ながら認めなければいけません。
我々の活動は、たとえば、いま咳をして苦しんでいる人に「咳どめ」を渡しているようなことでしょうか。
咳の根本原因はなにか、咳を出さないでいるにはどうしたらいいか・・・それは、われわれのようなシロウトにはわからないことなのです。ただ、いま出ている咳をやわらげたい。それだけです。
咳の出ていない子にとっては、われわれの咳どめはただ迷惑なことかもしれません。飲みたくないヘンな味の薬を渡されて戸惑っているかもしれません。
でも、これを機会に咳の苦しみをわかってくれるかもしれません。弱った仲間の背中をさすってくれるようになるかもしれません。自分の持っている咳どめを渡してくれるかもしれません。
だから、われわれはそれを願って来年も活動します。あたたかいご支援をありがとうございました。
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