推理してください

　トキっ子ラウンジ、新しいのが出てますよー。
一号おきにわたしのエッセイも載せてもらっているのですが、今回は滅多に見られない特別バージョンが載ってますわよー。
 
　なにが特別って、じつは校正ミスバージョン（笑）。
どこがどうミスったか・・・というのはトキっ子ラウンジの実物を読んでもらうとして
 
　まずは修正されたのを見てもらいましょう。
 
　こういう短いエッセイって、けっこうむずかしいのですわ。でも、そこをうまくまとめていますねー ヽ(ﾟ_｡) と自分で言うし 。
 
　「字がちっちゃくって読めないよー」って人のために、大サービスでテキストでもお見せしましょう。いやん、ほんとにとくべつよー。
 
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★「ぴこぴこぴこっ･･･」
　携帯電話を、いや正確にはピッチをスマホにかえた。これでネットも繋ぎ放題。いままでは主に電話としてしか使っていなかった携帯が一気に大進化した。
　その大進化したスマホは、電話がくるたび「ぴこぴこぴこっ･･･」とかわいい声を出す。そう、保育園のときの息子の声がする。
　幼いころの息子は、わたしに抱っこされることが大好きだった。だから、わたしがパソコンのキーボードを打っているといつも膝の上にのってきた。
　当時のパソコンの起動音を真似して、いっしょになって「ぴこぴこぴこ」と言っていた息子。その声をパソコンに録音し、起動音に設定した。

　それから代々わたしのパソコンは、スイッチを入れると「ぴこぴこぴこ」と声がするようにしてある。
　その声を、こんどはスマホにも入れてみた。

　いまは成人してボソボソとしか話をしない息子だけれど、電話がくるたび、かわいくわたしに教えてくれる。
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　ああ、感動の名作でした。泣ける泣ける（と、また自分で言う）。パチパチパチ。
　でね、これがいま出ているトキっ子ラウンジでは珍しいことにミスが出てましてね、そのまま読むと「これ、意味が通じない」と悩む人と「あっ、じつに深い意味があるのかな」と思う人と「なんだこら、こじつけだろ、こら」と怒る人の三種類出てくるようなエッセイになっています。
　どこがどうちがうのか？　まあ、ちがうところは読んでいて話のリズムが狂うのですぐにわかると思いますが。
　さて、ここで皆さんに問題です。そのミスは、どこがどういうふうになって発生したのでしょうか？　トキっ子ラウンジの実物をじっくり読んでいると「あ、そうか、もしかしたら○○で・・・」と思うかもしれません。
　そう気がついたら、あなたはかなりのプロです。
はい、ヒントはここまで。
　正解者には、いまや貴重な「家族っていいなＰａｒｔ１」をサイン入りでプレゼントいたしましょう。「サインはいらない。キレイなままでくれ」という要望は激しく却下です、はい。
　ではでは～ ♪
 

uni-nin's Ownd　フジタイチオのライトエッセイ

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