遺書のように

  毎回、遺書のつもりで書いている。
 わたしが死んだら、これを読んで、ときどき思い出してください。
 
 そんな気持ちで本を書いている。
 だから、書き終わるとエネルギー枯渇。
 
 いつもいつも、そう。
 
 もう、頭の中は空っぽ、と思っている。
エッセイスト、終わりました・・・と思っている。
 
 
 でも、それでも時間とともに、心がなにかを探しはじめる。 
 
 
 書きたいものが、心にぼんやりと浮かんでくる。
 
 
 よし、次はこれだ。
 
 腑抜けになっていたわたしに、再びエネルギーが、少しずつ少しずつ入ってこようとしている。
 
 次は、これだ。
 

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