「仲間」と「取り巻き」

 たまに言われていました。
面と向かってではなく、陰で。
 
 「あいつ、取り巻きに囲まれて、まるで猿山のボスだな」ってなこと。
 
  はい。
 わたしの収入の中には、「人さまからヒガまれる代金」も含まれていると思っています。だから、たまにそんなことを言われるのもしょうがないですけどね。
 
 
 しかし、言葉は正確に使ってもらいたいです。
 
 「取り巻き」ではありません。「仲間」です。
 
 「猿」ではありません。「人間」です。
 
 
 あと「殿」とも言われましたね。もちろん親しみをこめているわけではなく、揶揄するために。腰元に囲まれた殿。まったくもう、その悪口のセンスに感動すら覚えましたね(笑)。
 
 ほんとにね、わたしはヒガまれてもしょうがないんですよ。だって、老若男女の人気者だし  ヾ(・・) おいおい 。
 
 でも、いっしょにがんばってくれる仲間たちまで悪口言われて、みんなに申し訳ないかと思いました。それでも、そんなことで離れることもなく、いっしょにいてくれてます。ありがとう。
 
 
 ある日、そんな噂を聞かされていた人が、わたしたちのところにきて言いました。 
 
 「じっとフジタさんを観察していたのですが、フジタさんは殿なんかじゃないですよね」
 
 「え、ええ、ありがとう」
 
 「ほんとは家来みたいですよね。よかったです。安心しました」と。
 
 
 ・・・・え、えっと、安心してもらって嬉しいんですけど、
家来でもないんですよ、 (〃 ̄ー ̄〃) ね、ねぇ、信じてぇ~。
 
 
 そんなわけで、これからもヨロシクでーす ヽ(●^▽^●)ノ

uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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