ほら!


 島についてすぐに粟島浦村の役場で粟島浦村消防団関係者の皆さんと会い、島の防災についての興味深いお話を伺った。




 そのあたりのことは、後日べつの場所で発表しようと思うが・・・


 


 


 さて、宿に入り電池の残り少なくなったスマホに充電しよう・・・と思ったら、充電器がない。




 忘れた (゚▽゚*)! 


 外づけのバッテリーもいっしょに忘れた (゚▽゚*) !


 


 どっちも同じ

「忘れてはいけないセット」に入れて置いたのだが、その「忘れてはいけないセット」を忘れてきた。



 ようするに、持ってきたのは「忘れてもいいかもねセット」のみ。がーん。


 


 しかしまあ、6人でいっているのだから誰かしら充電器を持っているだろうと思ったのだが、みごとにダメ。ガラケーだったりi-phoneだったり、上に置くタイプのその機種専用のものだったり。ああ、なんてことだろ。


 


 一縷の望みをかけて、民宿の年老いたオーナーに「スマホの充電したいんですけど、充電器持っていませんか?」と聞いたら「す、すまほって、なんですか?」と真顔で聞かれてしまった。ああスミマセン。


 


 こうなったら島内を回って充電器をば探そう。こうやって忘れてくるドジがいるのだから、外づけのバッテリーもどこかで売っているかもしれない。


 


 ちなみに、粟島にはコンビニなどない。

 


 狙うは、みやげもの屋とか漁協とか船着き場とか・・・し、しかし、どこにもなんにもない。昆布は売っているけど電気製品、売ってない。


 


 ああ、バッテリーの残り10パーセント。家からメールがくるが、電池不足のために文字少な目で返信し、それがやけに無愛想。妻の機嫌がわるくならなければいいが。なーんてよけいな心配してしまう。


 


 で、明けて今日。


こうなったら電話のことは忘れて島のなかでは不便を楽しもう、うんうん。


というわけで朝の8時半に村役場にいってレンタル自転車を借りた。そのとき、「あの、もしかしてスマホの充電器持っていませんか?」と聞いてみたら、なんとUSB継続の充電器なら持っているとのこと。わお。さっそくそれを借り、自転車に乗って宿に戻り、スマホとパソコンを繋げて充電セット。


 


 その後、自転車に乗って島を横断する旅に出たのだ。


今日の旅の目的は「カタツムリ」。

 


 昨日は消防団の取材がメインであったが、今日は個人的趣味の「カタツムリ観察」。



 粟島にはアワシマケマイマイという毛の生えた固有種がいるのだが、それを捕まえようなんて大それたことは思わないけれど、それとは別に捕まえたい種類のカタツムリがある。


 


 以前粟島で見つけ写真に撮ったのだが、わたしの知るかぎり「こんなの知らない」生物がいたのだ。あのときはとても貴重なものだと思って捕まえないできたのだが、家に帰って調べたら日本のあちこちにいるらしいヘンな形のカタツムリちゃん。



 捕まえても問題ないらしい。そっかそっか、それならしっかり探すぞーというわけで、えっと、だいぶ長くなったので結論から言うと、へっへっへ。



 残念でしたー、捕まえましたー。



 どうせ捕まえられなかったというオチでしょと思ったアナタ、そうです、アナタです、アナタ。



 ほーら、しっかりと捕まえてきましたもんねー。

 わおわおー。


 




 


 


 


uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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