48度

 いえ、体温ではありません。



 いつも風呂の温度は42度に設定しているのですが、今日、何気なくいじってみたら48度まであげることができると知りましてね。



 48度といったらかなりの温度だと思うのですが、そこまで設定できるってことは、その温度で入るような人もいるということです。しかし、48度っていったいどのくらいの熱さなんでしょ。



 そう思ったら、確かめずにはいられないわけで、風呂に入りながら48度にセットして追い焚きスイッチを押してみました。



 そしたらですね、やっぱり熱いんです。



 皮膚が痛い。もう出たい。

 でも、もう少し、もう少しで48度にちがいない。



 そんなふうに言い聞かせ耐えました。



 ここでやめたら、これまでの努力が無になってしまう、ちゅうか、いつ努力したのだっていう思いもありましたが、あともう少し我慢しよう、痛いけど我慢しよう、ああドM。



 追い焚きスイッチを押して何分経ったでしょうか。

 長いようでしたが、実際は5分くらいでしょうか。



 ほとんど限界だあとなったところで、風呂の火が消えました。48度達成です。ソッコーで湯船から出ました。あっちー。バスタオルで拭いても拭いても汗が出ます。



 あんまり汗かくので、パンツいっちょうでうろついて、結局なんだかんだでやけに冷えちゃいました。ああ、熱い風呂入ったのに、体ヒエひえー。カゼひくかも。







 

uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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