冷たい雨でも火事はある

 本日15時すぎたころに、遠くで消防車のサイレンの音が聞こえた。



 新潟市の消防情報(http://niigata119.city.niigata.lg.jp/)にアクセスしたら、地元で火事と出ていた。



 地元の火事なら消防署から電話が入ってくるのだが、今回はナシ。



 住宅火災じゃないのかなと思いながらも、情報を見たからには出動せねばならないのが消防団の本能。



 去年(一昨年かな)消防団に支給された高機能の雨ガッパ車に入れて、ヘルメット持って現場に向かった。



 田んぼに消防車とパトカーが止まっていたので、場所はすぐにわかった。



 どうも野焼をはじめて、その土地の主はそのまま家に帰ってしまったようだ。



 その火を見つけた人が驚き通報し、消防車が出動したようだ。



 現場近くで車を降りて新品の雨ガッパを袋から出した。



 わたしの高機能雨ガッパデビューだ。じつは支給されてこれまで、こんな大雨の出動はなかったというわけだ。



 しかし、すっげー雨。車の外で雨ガッパを着ている段階でけっこう濡れてしまった。



 今日は温かかったと思ったのだが、雨は凍えるほど冷たい。



 現場にはその地区担当の消防団員たちがすでに待機していた。





 冷たい雨が降っても、火は消えない。



 消防車の放水でやっと鎮火した。



 団員から「ここ、○○さんちの田んぼです」と報告があった。



 こういうとき地元団員がいると話が早い。その家に本人を迎えにいき、そして連れてきた。



 その後、警察と消防で事情聴取が始まった。ちょっと怒られていたと思う。



 

 団員たちは冷たい雨に濡れて凍えていた。

 鎮火すると、ホッと安心して急に寒さを感じる。



 ほどなく解散。お疲れさまでした。








uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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