本を読んでいた

 エッセイストなんていう仕事をしているのだから、いっぱい本を読んでいるんだろう・・・と思われることがあるのだが、ぶっぶー、ハズレです。



 本をよく読んだのは、高校と大学時代。

 高校のときの国語の先生が「オマエたち、良い本を読んだあとはその感動に浸って学校をサボるくらいじゃないとイカンよ」と言っていたので、順番は逆だけれど、本を読んで感動するために学校をズル休みしたことがなんどかある。



 十代のころは、将来はお坊さんになりたいと思っていたけど、どうもそう簡単にはいかないみたいだし。



 じゃあ、ヒマだし、本でも読んでいようかってので大学時代も本をいっぱい読んでいた。このあたりのことは、以前書いたことがあったと思うけど、当時は良寛さんに憧れていた。



 ま、それは置いといてと。



 いまは、仕事のための読書が多くなっている。資料となるデータを見つけるためだったり、エッセイのネタ探しだったり。



 しかし、珍しく、今日は小説を読んでいた。



 はっきりいって小説なんてウソの世界だし、感動の涙はウソから作りあげられたものだし・・・なーんてシラケることは言わない。純粋におもしろい。



 ワクワクドキドキ、これからも、本を読もう。










uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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