生まれてはじめて手をあげてパトカーを・・・

 今日の夕方4時ごろに父の入院している病院に顔出そうと思って車で走っていました。



 早めの点灯で安全運転・・・のつもりでしたが、途中、交差点近くの郵便局の駐車場から出てくる車に左フロントドアにドンと・・・



 相手のかた(定年を過ぎた男性)は歩道上でしっかりと止まっていたのですが、わたしの車には気がつかなかったそうで、わたしがその前を横切る直前に発進し、もう逃げようがありませんでした。野生動物並みの運動神経があるなら、なんとかなったのかもしれませんが。



 お互い怪我もなく、物損のみですんだのがなによりです。



 車を郵便局の駐車場に移し、110番通報しました。



 「事件ですか、事故ですか?」と訊かれ、「交通事故です」と答えながら、警察がここまでくるのにどのくらい時間がかかるんだろうと少し心配でした。父のいる病院にいけないのはしょうがないとしても、ラジオの生放送は大丈夫なんだろうかなんて思っていたわけで。



 そしたら偶然目の前の交差点のあちら側に、赤信号でパトカーが止まったではありませんか。



 110番のオペレーターさんに「いま、パトカーが赤信号で止まっているので、そっちを呼んでもいいですか?」と聞いたら「はい、どうぞ」とのことでしたので、歩道に出て大きく手を振りました。



 パトカーからマイクの大音量で「×@$%&!(なんと言っているのかわからないけど)」と反応があったので、こっちですこっちですと手で郵便局の駐車場を示したら「ウー!」とサイレンを鳴らし赤信号をクリアしてそばまできてくれました。



 110番には「パトカーがきてくれました」と言ったのですが、電波状態が悪いせいかあちらの声が聞こえず、一旦切りました。



 パトカーから警官が二人降りてきて、事故が起ったことを報告しているときにスマホに電話が入りました。先ほどの110番からでした。電話が切れてしまったので、確認の電話だったようです。110番からかかってくるときは、局番ありの110番でかかってくるんですね。新発見。



 「この電話を、そこにいる警官に渡してもらえますか」と指示されたので、かわりました。なにを話していたのかはわかりませんが、そこにいるパトカーと警官の所属の確認かもしれません。



 修理工場と保険会社にも連絡し、あとはまあ事務的にやってもらいましょってところです。そのあと、父の病院にもちょっとだけですが顔を出すことができましたし、ラジオも問題なくいけました。





 わたしの車を見て相手のかたが「大事にしていた車なんですね」と言ったので「ええ、25年前に息子が生まれた記念に買った車なんです」と答えました。



 相手のかたもわざとぶつけてきたわけでもないですし、わたしもボーッと運転していたわけじゃありません。それでも事故はこうやって起ります。当事者のわたしが言うのもへんですが、皆さんもお気をつけください。








uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

0コメント

  • 1000 / 1000