まゆげ

 もうオトナなんだから、リンカーンに言われなくたって自分の顔のことくらいしっかりと管理していたほうがいいのはわかるわよ。



 でも、思春期のころ以外は、鏡で自分の顔なぞマジマジと見てこなかったという事実。



 顔を洗うときは目の前に鏡があるから見るけれど、メガネを外しているのでおおよその輪郭を見ているだけだし。





 なにげなく眉毛を触っていたら、やけに長いのが混じっている感じだし。



 それを引っ張っぱったらプチッと抜けて、見たら2センチ超の眉毛。しかも白毛だわよ。どひー。



 いつのまにか、老いたのね、アタシ。



 いや、まあ、それはいいんだけど、ここまで伸びるまでどうして気がつかないのかって、どーよ!



 いかに鏡を見ていないか。



 いかんわー。

 

 容姿なんぞ気にしないオレ、男らしいぜカッチョいい!・・・なーんて言ってられないお年頃ざんす。



 少しは見た目も気にしなくっちゃだわ (゚▽゚*)  



 というわけで、鏡をしっかりと見たら、あらら、お久しぶりねって感じ。クールな目もと、ステキかも。ついでに、瞳を大きくするコンタクトレンズ、入れようかしら、うふっ♡ 





 いや、そうじゃなくって、眉毛でしょ眉毛。

 うん、やっぱり長ーい。このままじゃちょっとカッチョわるいしー。





 だから、ハサミを持ってきて、鏡を見ながらカット・・・しかし、鏡を見ながらって難しいんだわ。



 切ったつもりなのに、まゆげのないところを切ってみたり。ああやりにくいったらありゃしない。





 ええい、ヘンだわヘンだわ、えいっ!







  あっ!(′0`)

uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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