長芋洋子の○×△は大丈夫かという考察

 以前も作ってここで紹介したことがありますが、長芋を輪切りにしてバターで炒めて、そこに明太子をまぶすという超掟破りのおいしい料理の続編です。



 それまでトロロと短冊切りしか知らなかったウブな(デブではない)わたしでありましたが、いちど知ったらもう病みつきでありまーす。



 今回、その応用編としてちょっとばかり冒険してみました。



 それは・・・いままでは長芋の皮をむいた状態で炒めていたところを、今回は皮付きのままいっちまったらどうだろうと思ったわけでございます。けっして皮をむくのがメンドくさかったということでは、あんまりありません(あったんかい!)。



 トロロは皮がついたまますりおろしているんだから、バターで炒める長芋だって皮がついたままでも大丈夫ではなかろうかと思ったのでした。(しかし、料理のでき上がったあとに妻にそう言ったら、「トロロのときに長芋の皮はむくよー」とのことでした。あらやだ、知らなかったわ)



 バターを熱したフライパンに「エイヤ!」っと気合を入れて投げこんで、そこへ3ミリ厚に切った長芋を30枚ほど投入。



 うわー、フライパン満杯だし。

 ちゃんと炒められるんだろうか・・・いや、もともと生で食べても平気なんだからと納得し、テキトーなところで明太子を投入。そしてひたすらまぶして・・・あ、一個床に落ちたー。



 いつもは「あーあ」とか言いながら捨てるのですが、今回は捨てるのが惜しくなってしまいまして。



 3秒ルールが適用になるんじゃないかなって思ったしだいで。



 そうそう、アメリカ人の友人スティーブに「アメリカでも3秒ルールはあるのか?」と日本語で尋ねたところ、「ありますよ」と日本語で返事がありました。そうなんですね、アメリカでもモッタイなくて食べてしまうことがあるんですね。



 んなわけで、落ちた長芋洋子を素早く手にとり食べようとしましたが、バターがまとわりついてて危険なベタつき。



 しかし、若干不安でしたが、これも日米友好のため(そっかな)、しっかり洗ってから食べてみました。



 そしたら、あらやだ、美味しいし。



 床に落ちて洗った長芋洋子なのに、美味しいの。

 うわー、新発見。皆さんも一回落としてから洗って食べてみてください(いやいやいや・・・)





 とまあ、とりあえず大きな入れ物に移した姿はワイルドですけど、小皿に二、三枚ずつ載せたら絵になりますね、ほんと。



 味は、もう、ステキ。




uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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