新発田駅前のうまい店

 行ってきましたH食堂。



 新発田駅前にもうまい店アリとは聞いていました。



 ちょっとばかり遠くてなかなかたどり着けずにおりました。



 しかし、今日たまらず「ええい!」と行ってしまいました。





 ネットである程度調べてから行ったのですが、H食堂メニューが超豊富ですね。ふだんは食べたいものが2秒で決まるわたしも、今回は道中でかなり迷いました。



 そして、迷った末に決めたのがこれです。



 はい、中華そば。



食堂の主張、それは中華そばにありと思うのであります。

中華そばの味が、その食堂の主張と思うのであります。



予感的中。

一目見てビビビッときましたもの。



この黄金色のスープ。

そして縮れ麺。

チャーシューにメンマに青菜にネギ。

そして最近はラーメン上での絶滅危惧種のナルト!

さらにビックリ、ウズラのタマゴ入り。



一口すすって w(゜o゜)w やったね!



わたしの思ったとおりです(どう思ったとおりなのかは、このあとすぐ)。



その満足感にひたっているところに、もうひとつ到着。



はい、これです。

じゃーん。



カレーライスです。



んもー、いい香り。

この香りはもしやもしや・・・うん、これもたぶん思ったとおりの味のはず。



しかし麺がのびるとわるいので、ラーメンを食べ終わってからカレーに移行です。





そしてやっぱり、おー! w(゜o゜)w カレーも w(゜o゜)w おー!



 思ったとおりの味・・・を超えた、期待の味。

もはや絶滅したと思われたカレーの上のグリンピース。ここH食堂で生きておりました!



そして、肉はビーフ。日本語で言うと牛肉ですね(わかるって)。

このカレーのコクは動物系からくるものか。もしかしたら、ラーメンスープのダシも入っているのじゃなかろうかと思ってもみたりして。カレーは食堂のカレー、洋食のカレー、レストランのカレー、みなちがいますから。H食堂のカレーはまさに「食堂」のカレーです。



そのどちらの味も言葉で表わすと

「懐かしい味」であり「優しい味」。



いや、エッセイストでありながら、ありきたりな表現でスミマセン。

しかし、今回はそれが最適と思うのであります。



ともすれば「懐かしい味」という表現は「まー、そこそこいいんでないのー。マズくもないしー」的な、「とりあえず無難になんか言っときましょ」みたいな表現と思っていましたし、「優しい味」にいたっては「うわっ、あんまり味しねーし。でも、なんか言わんといかんし」みたいな味なのかなと、わたくし的には理解していたのでありますが、今回の「懐かしい味」「優しい味」は もっともっと深い深い味でした。



幼いころ、父や母に連れていってもらった「食堂」。

「食堂」イコール「家庭」ではできない味。



「ラーメン」イコール「家ではちょっと食べられないご馳走」

「カレーライス」イコール「ラーメンよりちょっと高いご馳走」



そんなふうに思っていた幼年時代。





H食堂は、そのときを思い出せてくれる味でした。



本当に懐かしい、本当に優しい、そしてウソ偽りなく、本当においしいラーメンとカレーライス。



次に行ったらなにを食べようか、わくわくさせるH食堂。

じつは、卵とじのカツ丼も食べたいと思っていました。



しかし、わたしの胃袋の容量では三種類はムリ。



カツ丼はヒレ肉だそうだし、今回はやめとこうと思った次第です。

わたしの好みは、ロース肉のカツ丼ですから。アブラミ法典信奉者のわたくし、ヒレはちょっと淡白すぎて・・・と思っていたのですが、もしかしたら、ヒレ肉のカツ丼で地味にどーんとビックリさせてくれるんじゃないかと思わせてくれるH食堂。わー、どうしましょう、わくわくすぎます。



H食堂のオネエサマから帰り際にブツを渡されました。



H食堂名物のシューマイです。大きいのです。トマトと同じなんです。



これは今夜、家族みんなでいただきましょう。ああ、わくわくが続きます。








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