誰がために咲く?

 むかし、こんな歌があった。



 伊藤咲子が歌った「ひまわり娘」

(阿久 悠 作詞、Shuki Levy 作曲) 



 誰のために咲いたの それはあなたのためよ♪



 そっか、ボクのために咲いてくれたのかいキミは。

でも、そんなキミの想いに応えられなくて申し訳ない・・・なーんて気どったモテ男モードで返事しても、じつはこの花、そんなこと思っていないような気がする。



 「なに言ってますの。ホントはアンタのためじゃありません。じつはアタシのためですわ」って言われそうな感じ。






 そしていつも見つめてくれる


 あなた太陽みたい ♪



 いや、でもボクは、いつもキミを見つめてなんかいられないから、申し訳ない・・・なーんて謝ったりしてたら、「じつはこっちは気にしてねーし。自意識過剰ですぜ、旦那!」とかって笑われそう。





 やっぱり花は自分のために咲くと思う。

 芽を出したところに、自分の意志で咲くのだ。



 それが、誰かが植えた種であろうが鳥が運んできた種であろうが、芽が出たら、あとはひたすら咲くのだ。



 それが植物の潔さ。

 いよっ、えらいね!





 先日、伸びすぎた生け垣を剪定してもらった。

 今朝、そのときの切り取った枝を捨てに、空いている畑に持って行った。



uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

0コメント

  • 1000 / 1000