歯医者さんでのドラマ

 歯医者さんにはドラマがあるんだぜ、けっけっけと強がって、本日予定どおりに行ってきた。



 ドアを開けた瞬間から、歯医者さん特有のあの香り。消毒の類いの香りと思うのだが、内科とか外科のお医者さんにはない、歯医者さんだけの「さあ、覚悟してくださーい」という観念しちゃうような香り。すまん、オレがわるかったと、その場で立ちすくむ香り。



 おずおずと治療用の椅子に腰かけ、「はーい、口開けてくださーい」と言われ、ほんとは「やだ!」と思いつつも、オトナであるわたしは何事もないように口を開けるのだ。



 そして診察の結果、「やっぱり虫歯はないですね」と言われたので、「そっかー、いままで痛いと思っていたのは気のせいだったんだ、やったー、ラッキー、ではではー♪」帰ろうとしたら引き止められた。



 「虫歯はなくても実際に痛みがあるということですから、もうちょっと調べてみましょう」と言われ歯のパノラマレントゲン写真なんぞ撮影し、それを見ながら「うーん、きっとこの歯ぐきの中の歯石が痛みを誘発しているのですね」という結論となったのである。



 そこで登場してきたのが、6年前にもさんざんお世話になったら歯科衛生士さん。年齢はわたしくらいか?



 あのときは「んもー、藤田さんの歯磨きはデタラメ」と怒られ、歯ぐきの中の歯石をガシガシと数か月かけてとられまくったのであった。



 今回は「ちゃんと歯磨きされていますね」と言われ怒られることもなかったが、それでも歯ぐきの中に歯石がけっこうあるということで、また口の中じゅうの掃除をすることとなった。これからしばらく通うことになった。



 歯石取りも痛いことは痛いが、ドリルで「ギュイーン!」と削る恐怖はないから、まだいいな。



 しかし、そうは言っても、今日もまた肩と首に力が入りまくって凝った。



 しかもコメカミにもしっかり力が入っていたようで、頭も痛いぞ、うー。



 



 でも、歯の痛みは・・・消えたかも (゚▽゚*) ? ←い、いや、やっぱり痛かった。




uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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