読んでもらったのに

 今日、息子が卒業式だってメールをFMPORTの遠藤麻理ちゃんから読んでもらって「わおっ」と興奮していたところに電話。


 「わー、誰か出ろー」と念じるけれどだれも出ないし。


 ちくしょー、麻理ちゃんが読んでくれているんじゃないかよー。でも、だいじな電話かもしれないし。うー。


 とういわけで、出ました。




 「もしもし」

 「・・・無言」


 「もしもーし」

 「・・・あ」


 「もしもーし」

 「・・・おや、藤田さんですか?(推定年齢89歳の女性の声)」


 「はい、藤田です」

 「藤田さんですか?」

 「はい、藤田でーす(だから藤田ですってばー)」


 「おばあさんいますか?」

 「いま、いません」

 「いますか?」

 「いません」


 「わたし、○○ですけど、おばあさんいますか?」

 「いっまっせーん!」

 「わははは」

 「(なに笑ってんだよー)いま、ちょっと出ているみたいで。戻ってきたら電話させますね」


 「なにね?」

 「戻ってきたら、でんわ、させますねーっ!」

 「・・・戻ってきたら、また電話すればいいんかね?」

 「いや、戻ってきたら、こちらから電話しまーす(うちのバアさんが戻ってきたって、あんたわらかんでしょーが)」


 「はいはい」

 「では。がちゃっ」




 すでに麻理ちゃん、別のメール読んでました。

 ああ、泣きそう、ぼく。


uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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