あんみつでお祝い

 今日は母の誕生日です。


 昭和6年生まれですから、えっと、何歳になったのでしょう。推定年齢75歳から80歳。

正解者には、オババのブロマイドプレゼント(うそですって)。


 今日が誕生日だってことをわたしが覚えていたわけじゃなく、妻が「今日はお母さんの誕生日だよ」と言ってくれたのでわかったのであります。


 母の誕生日は、毎年妻に教えてもらっています。いい妻であります。父の誕生日も、妻が教えてくれます。わたしは、わたしと妻と子どもたちの誕生日を覚えるだけで脳の記憶容量を使いきっているみたいです。



 さて、お祝いはどうしましょうと考えました。


 母はケーキなんぞあんまり多くは食べられないようですしね。だから、ここはシンプルにあんみつなんかどうかなと、そんなふうに思って某有名どころで買ってきました。


 そしてさきほどみんなで食べました。


 たぶん、わたしの人生であんみつを食べたのって、十回もないと思います。


 そうか、あんみつってこんな味だったのかあ、と味わって食べました。最後に残った蜜をぐいっと飲んだら、甘すぎて咳こみました。ラーメンの汁みたいにはいきません。




uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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