おとうとと小学校

  入学式の話を聞くと、わが子たちのことももちろんですが、同時に弟のことも思い出しちゃいますね。たぶん、彼はなんにも覚えていないんでしょうけど。
 
 
 わたしが六年生のとき弟は一年生で、とっても小さく頼りなく、こんなのが小学校でやっていけるのかなって心配でした。
 
 どこかにいっちまわないように、しばらくは手をつないで通っていたと思います。
 
 行く途中で犬のウンコ踏んだり、虫の死骸を見つけたり、オシッコもらしそうになったりで、とっても手のかかるやつでしたけど、「しょうがないな、ちっちゃいんだから」って納得していました。あのころってわたし、けっこう心が広かったんですね(笑)。
 
 
 
 「にーちゃんにーちゃん」って走ってくるあのかわいい弟が、今じゃわたしの何倍もデカイ顔になりまして、当時の面影ありません。道で会うと、知らない人は目をそらす大迫力(笑)。カタギと思ってくれる人、どのくらいいますやらε=┏(^▽^)┛
 
 
 
 
 
 
 

uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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