ある前書き

 いま、ラジオ用の台本をつくっているところです(それについてはまた後日)。

 

 パソコンの中を調べていたら「たいせつなあなたへ」の前書きのエッセンスが出てきました。


 実際の前書きはこれとはぜんぜんちがうのだけど、こういうことを伝えたいということで書いたエッセイですね。作品としての仕上げがないから粗いですけど。



 「あなたはだれの声を聞く・・・」



 この先あなたは


 自分のことを嫌う人の機嫌をとって生きるのでしょうか?


 自分の幸せを妬む人の声を怖がって生きるのでしょうか?


 自分の不幸を喜ぶ人の顔色を気にして生きるのでしょうか?



 ともすれば

あなたは、あなたを嫌う人に好かれようと願いすぎてはいなだろうか。


 あなたは、あなたを愛してくれる人のことを信じたらいいんじゃないのか。

自分を愛し、自分の幸せを願う人の声を信じたらいいんじゃないのか。


あなたがあなたのことを、愛し忘れちゃいけないと思うんだ。


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 さいしょは、「あなた」の部分が「わたし」でした。
 


 こうやってみると、ひとつのエッセイにいくつもの土台があるのだなって、自分の作品なのに、いまごろ気づいたりします。
 もう、ずいぶん前に出した本だって気がしますけど、まだ4ヶ月たってないんですね。
 

uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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