母の最後の小松菜

 母が、生涯で最後の小松菜を出荷しました。
 
 母、81歳。
7年前に父が倒れてからも、がんばって一人で収穫してきましたが、これでやめるそうです。
 職業としての小松菜は、これでおしまい。  あとの余生は趣味の農業にチェンジするそうです。好きな野菜を好きなように作って、うちで食べたり仲間にあげたり。
 
 
 その最後の五箱がこれです。
わかりますか?
 
一旦「秀」につけた○を修正し「優」にしています。
母の最後の小松菜は、母の職業人としてのきびしい目により1ランク落として出荷することになりました。
 
わたしとしては、無念なような、誇らしいような・・・長いあいだ、ありがとうございました。
 

uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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