ビッグ・ベン

わシリーズ
 
「ウンチ」
 

 一歳半の息子が、トイレからわたしを呼んだ。
 そこには、過去最高というくらいすばらしいものが生産されていた。


 この喜びを父とともに分かちあいたいと思い、息子はわたしを呼んだのだ。ありがたいことだ。
 
 
 「すっごくいいウンチだなー! やったねー!」と絶賛していたら、息子は「うん」とうれしそうに言った。
 
 そのあと慌てて「でもねおとうさん! これは食べられないんだからね」と、諭すような顔でおっしゃった。
 
 
 
 
欲しそうにしていたのかしらね、オトーさん

uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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