夜回りさん

 いま、消防団の車がカンカーンと鐘を鳴らして回っている。
 地味かもしれないが、こうやって地域を回ることで出火率は下がっていく。
 
 「こちらは新潟市消防団大江山分団です!」としっかり声を出して走っていった積載車。いいぞいいぞ。
 
 消防団の声を聴いた人が、心のすみっこにでも「火の用心」を思ってくれるからいいのだ。


  
 「オレたちが回っているってことを、もっとアピールしよう」と会議のたびに班長さんたちに言っている。
 
 そうじゃないと、地域の皆さんは消防団の車が回っていることに気がつかない。
消防署の消防車が回っているだけと思ってしまう。
 
 
 だから、
 「消防署があるから消防団なんていらないでしょう」と思う人がいる。
 「あんたら飲むだけなんだろう」と言う人がいる。
 

 謙虚なこともいいけれど、活動していることはしっかりとアピールしなくっちゃいけない。
 
 だから「声」を出そう。
 
 基本的に団員たちはシャイなのだ。わたしもそう。
ホントは人前で大声を出すなんて、恥ずかしい。
 
 でも、声を出すから伝わるものもいっぱいある。
経験値アップ。


 がんばろう、オレたち消防団 ((^_^)ノ
 

uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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