不満さがしのババズ
まー、顔をあわせるとなにかモンク言ってるうちのオババ。
暑けりゃ「あっちぇて困る(暑くて困りますね)」
寒けりゃ「なしてこんげさーめんろ(どうしてこんなに寒いのでしょう)」
晴れていれば「雨が降らんで畑が困る(雨が降らないと畑の作物がたいへんですよ)」
せっかく雨が降っても「こんつばかの雨じゃなんのやくにもたたね(これっぽっちの雨では、なんの役にもたちません)」とモンク言う。
それじゃあと、気合いを入れて降りはじめたら喜ぶかと思ったら
「きんな草取りしたばっかだてがね、雨がふっと投げといた草が生きる(昨日草取りしたばかりなのに、雨が降ると抜いた草たちがまた復活してしまいます)」と、また怒る。
とまあ、ようするに、ナニがナンでもモンク言ってる。
そして、気がつけば今年も早5月半ば。
「ひと月がはーよて困る(一か月が早くて困ります」とモンク言う。
そうかと思えば、
「年金がいってかこね(年金の支給日ってどうしていつまでたってもやってこないのでしょう)」とモンク言う。
さっきは、「じいちゃんがまた便所の電気を消さんかった!(おじいさんったら、またトイレの電気を消し忘れていましたよ)」とブツブツ言いながら風呂に入った。
そして出たあとも「ほんね、じいちゃんボケたっけダメだ(ほんとうにおじいさんったらボケたのかしら。心配ですわ)」と朝からずっとモンク言ってる不満さがしのババズ。
ババズ、文句言いながら自分たちの部屋にいったが、風呂場の電気消し忘れている。
今日は母の日、ありがとう。長生きしてください。
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