クマンバチの精神力

藤の花の季節です。
北方文化博物館(豪農の館)でも藤棚のライトアップが始まったようですね。
 
先日の日曜日に仲間たちと向かいましたら、新聞に記事が出たあとだったそうで、駐車場が激混みであきらめました。
 
さて、藤の花と言えばクマンバチ。真っ黒でズングリしているのがいっぱい飛んでて怖いですね。あんなのに刺されたら死ぬわと思っちゃう。
 
でもご安心を。
クマンバチは見かけとは違ってとっても温厚で、よっぽどのことがないと刺さないそうです。しかも、刺すのはメスばかり。ちなみに空中で「ぶーん」と停まっているのは、縄張りを守っているオスだそうです。
 
じつは、そんな温厚なクマンバチにわたしはひどいことをしてしまったことがあります。
 
もう四半世紀も前のことですけれど、ある屋外のイベントに妻と一緒に出かけたことがありました。たしか、どこかの学校のグランドだったと思います。
 
そこで二人立っていたら、妻の前にクマンバチがブーンと飛んできて、そしてホバリングを始めたのです。そのころの妻はまだお淑やかでか弱く、クマンバチを見て「きゃっ!」と叫んで動けなくなっていました(いまならその場で捕まえて食べちゃうくらい活発ですけど)。
 
これは妻の一大事と思い、そのクマンバチをなんの躊躇もせずに蹴ってしまったわたし。空中停止していますから蹴りは簡単に当たり、そしてクマンバチは死んでしまいました。
 
ワタクシ的にはすっかり得意になって「妻をクマンバチの悪の手から守った」ヒーロー気分でいたのですが、あとでクマンバチに敵意はなく、しかも刺さないオスだったことがわかり、たいへん申し訳ないことをした気持ちになりました。
 
それ以降、クマンバチを恐れる人を見るたびに「怖くないですよ」と言うことにしているんです。
 
クマンバチ、怖くないですよ。万が一刺されても、見た目ほど強い毒があるわけでもないそうですし。


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さらにクマンバチを調べていくと、そこにはとてもステキな物語があったのでした。

それはなにかというと・・・ええっと、答えはCMのあとで。


藤田画伯のリアルなクマンバチ。
きゃー、写真かと思ったー。←でしょでしょ
 
ちなみに、藤の花の写真は斎藤きら子さん(仮名)がいってきた北方文化博物館の5月13日の画像です。
これもわたしのイラストに負けないくらいリアルですねー(だろ)。 

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