きっとね
たいせつな人たちに、心配かけてばかりで辛いと思うキミ。
そう思えるだけで、キミはもう満点だと思うよ。
きみのたいせつな人たちは、いつだってキミのことを心配をしちゃうんだ。
だって、キミのことが大好きなんだもの。だから、心配したいから心配するんだよ。
キミが心配かけないいい子になったとしても、その人たちはきっと心配しちゃうんだから。こんどは、キミが「いい子すぎるんじゃないかな」って心配しちゃうんだから。
だから、安心して心配してもらっていいんだよ。
キミは、わざと心配させているわけじゃないもの。心配かけたくないと思っていても、心配されちゃうんだもの。
言葉にできない漠然とした不安。ぼんやりとした絶望。それに押しつぶされそうになって動けなくなるときがあるキミ。それはしょうがないんだ。インフルエンザになって高熱が出て動けなくなることとおんなじ。誰のせいでもなく雨が降るのとおんなじ。だから、そんなキミのことを、キミが責めちゃいけないよ。
心配かけなさい。心配してもらえるってことは、とっても愛してもらっているってことだもの。
キミのことが大好きだから、だからみんな、心配しちゃう。
心配したいから、心配するんだ。
いくつになっても、キミはたいせつな人。
大きくなってもたいせつなちいさな子。
安心して心配かけたらいいよ。
そして、キミが元気になったなら、そのときキミが、ほかの誰かを心配して助けてあげたらいいんだ。
あなたのお父さんもお母さんも、おじいちゃんもおばあちゃんも、みんなだれかに心配かけてきたんだし、もちろんいまも心配かけているんだからね。もちろん、わたしも。みんなみんな、心配かけているんだからね。
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