霊媒のオババさま 3 完結
最初に書きましたが、わたしは悪霊だのタタリだのってのはあんまり信じないタイプなのです。
もし、このオババさまが「除霊のための祈祷が必要で、そのためには金ン十万円なり」みたいなことを言うようでしたら、適当に礼を言って帰ってこようと思っていました。
しかし、オババさまはそんなことはいっさい言わず、死んだ先祖の霊は供養してもらっていることを感謝している。そしてあなたの身体を心配している。西のほうにある病院にいくといい。と、そんなことを伝えてくれただけでした。西のほうにある病院・・・具体的に名前を出してくれてもいいと思うのですが、そのあたりは個人の判断で決めろということだったのでしょうか。
ちなみに、オババさまのところは料金は決まっていないそうで、いくらでもいいとのこと。
いくらでもいいと言われても困るので金額を言ってくれとお願いし、それで払ったのは2,000円だったか4,000円だったか。とにかく、そう高いものではありませんでした。
丁寧に礼を言ってオババさまの家を出て、そしてオババさまの言ったわたしの守り神の神社(たしか水原にあったと思います)にいってお札をもらってきました。「お若いのに感心ですね」と、そこのお母さんに感心されたことは覚えています。
****** ****** ***** ******
じつは、そのあとすぐに西の病院を探したわけではありません。正直言って、しばらくは忘れていました。霊媒オババさまのところにいったのは、好奇心とわたしのことを心配してくれたセールスさんの顔をたててというのがホントのところでしたから。
ある日、仕事で道を歩いているときに、一歩も動けなくなるくらいの激痛に襲われ、近くの病院に運ばれ、かなり強力な痛み止めの注射を打ってもらいました。痛みはすぐに消えましたが、 口の中はカラカラ。
そこの先生が、「あんた、いまは痛み止めが効いているけど、このままにしておかないほうがいいよ」と言ってくれて、そこでオババさまの言葉を思い出したのです。
その後、西にある大きな病院にいき、そこで検査をしてもらい本当の原因がわかり、二週間の間に三回の手術。ちょっと危険な状態になっていましたが、ギリギリのところで間にあったようでした。
そしていまに到ります。
気がつけば、モノカキになっていました。
いまになってみれば、そのオババさまの言うとおりになっているようです。
ありがたいモノカキの神様が誰なのか、その名前も覚えていない、ボーッとした記憶でした。
もし、このオババさまが「除霊のための祈祷が必要で、そのためには金ン十万円なり」みたいなことを言うようでしたら、適当に礼を言って帰ってこようと思っていました。
しかし、オババさまはそんなことはいっさい言わず、死んだ先祖の霊は供養してもらっていることを感謝している。そしてあなたの身体を心配している。西のほうにある病院にいくといい。と、そんなことを伝えてくれただけでした。西のほうにある病院・・・具体的に名前を出してくれてもいいと思うのですが、そのあたりは個人の判断で決めろということだったのでしょうか。
ちなみに、オババさまのところは料金は決まっていないそうで、いくらでもいいとのこと。
いくらでもいいと言われても困るので金額を言ってくれとお願いし、それで払ったのは2,000円だったか4,000円だったか。とにかく、そう高いものではありませんでした。
丁寧に礼を言ってオババさまの家を出て、そしてオババさまの言ったわたしの守り神の神社(たしか水原にあったと思います)にいってお札をもらってきました。「お若いのに感心ですね」と、そこのお母さんに感心されたことは覚えています。
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じつは、そのあとすぐに西の病院を探したわけではありません。正直言って、しばらくは忘れていました。霊媒オババさまのところにいったのは、好奇心とわたしのことを心配してくれたセールスさんの顔をたててというのがホントのところでしたから。
ある日、仕事で道を歩いているときに、一歩も動けなくなるくらいの激痛に襲われ、近くの病院に運ばれ、かなり強力な痛み止めの注射を打ってもらいました。痛みはすぐに消えましたが、 口の中はカラカラ。
そこの先生が、「あんた、いまは痛み止めが効いているけど、このままにしておかないほうがいいよ」と言ってくれて、そこでオババさまの言葉を思い出したのです。
その後、西にある大きな病院にいき、そこで検査をしてもらい本当の原因がわかり、二週間の間に三回の手術。ちょっと危険な状態になっていましたが、ギリギリのところで間にあったようでした。
そしていまに到ります。
気がつけば、モノカキになっていました。
いまになってみれば、そのオババさまの言うとおりになっているようです。
ありがたいモノカキの神様が誰なのか、その名前も覚えていない、ボーッとした記憶でした。
追伸:
オババさまの家を出るときに、なにかとても衝撃的なことを言われような気がします。
実現したら嬉しいことだったと思います。
そのときはモノカキになるのと同じくらい想像していなかったことで、ただ「はははっ (〃∇〃) てれっ☆」という感じで笑っていたと思います。
なにを言われたのかは、覚えていません。ボーとした霧の中です。
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