35年物の微妙な変身

以前、電球の形をした掛け時計の話を書いたことあります。

学生時代にパチンコで取ったという時計です。



その掛け時計が三週間前にとうとう壊れました。

電池を交換しても動きません。さすがに35年以上動いてくれたらモンク言えません。



さて、ここで思いきって断捨離。新しいのを買いましょう・・・となってもいいのでしょうが、わたしって、そのモノに思い出を感じてしまうと、なかなか捨てられません。



 そう、この時計にも思い出がいっぱい。

http://www.niigata-nippo.co.jp/blog/fujita/2014/01/014434.html



壊れたのなら「直せないかな?」って思います。



もっとも、壊れた電子部品を直すなんてことは至難の業ですので、機械のところを一気に交換しちゃうだけなんですけどね。とにかく、その機械があるのかが問題です。



でも、ネットで探したら、ちゃんと売っていました。わたしのように修理用として買うのではなく、掛け時計を自作する人のために売っているみたいですね。



針を外して裏側をクルクル回すと、時計を動かしていた黒い機械がすっぽりとれます。





かわいそうなので、また針を戻しておきました(動きませんけど)。





さて、機械の部分が二週間前に届きましたので、装着。



でもまだ針が届きませんので、使えないままです。



実際に届いたのは、「発送」という連絡があってから一週間後くらいでした。



発送元は中国でした。Amazonから申し込んだので、中国からくるとは思っていませんでした。

「フジタさん、海外から郵便でーす」と局員さんが届けてくれました。機械部分と針を別々のところから買いましたので、こんなふうなタイムラグが生じるんですね。





針がセロハンで厳重に梱包されていて、とるのに苦労しましたが、なんとか完成。



じつは今回の機械部分は電波時計なのです。つまり、超正確な時計に生まれかわりました。



なんたって十万年に一秒しか誤差が出ないというのですから。



十万年後の誤差が生じる場面を見てみたいのですが、たぶんわたしの寿命がきていてその願いは叶えられそうもありませんけど。



さすが電波時計、電池を入れて電波を受信したら自動的に正確な時を刻みはじめましたよ。



でも、ちょっと残念なところが・・・





針がちょっと長すぎました (〃 ̄ー ̄〃) 

かっちょわるーい。



メンドくさいけど、一回時計を止め、針を外してカットしちゃいましょ。



でも、動き出した電波時計を止めるには、ちょっとメンドウ。



後ろにあるリセットボタンを押して時計の針を12時に戻し、そのあと電池を抜いて、そして針の場所が動かないようにピンを刺してセットし、そのあとまた針をつけてピンを抜いて電池を入れて・・・という、かなり複雑なことをしなければいけないのです。





メンドくさいけど、見た目が我慢ができず、長針と秒針のハミ出す部分をペンチで切っちゃってメデタシメデタシ・・・でもー、やっぱりどーもしっくりこない。



まだ長すぎますね・・・でもでもー、もうメンドウ。



慣れればこれでもいーんじゃないかい・・・なんて思ってそのままにして・・・でも、翌朝見たら、やっぱりへん。



だから・・・

我慢できずに







もう一回大胆にカットしました。

よっし、これでいいですね。



こんどこそ、ほんとにメデタシメデタシ。






uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

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